2015年3月24日火曜日

猛禽ツミのシンポジウムを開きます・4月19日(日)午後

  
東京の環境を考えるシンポジウム 第4

 北多摩の自然 “武蔵野”の自然の今と昔・そして未来  

 《主催:日本野鳥の会東京・NPO法人バードリサーチ・都市鳥研究会》

日 時:2015年4月19日(日) 開場1315分 講演1330分~16
会 場:東京都渋谷区立千駄ヶ谷区民会館・会議室〔定員80名〕《地図》
交 通JR山手線「原宿駅」下車・徒歩8分、東京メトロ副都心線「北参道駅」下車・徒歩5分、千代田線「明治神宮前駅」下車・徒歩10分   参加費300                                                                          ※どなたも参加できます!     
【基調講演】

1.ツミはなぜ武蔵野で繁殖をするようになったのか(仮題)   
              植田睦之氏(NPO法人 バードリサーチ) 

2.写真で見る市街地でのツミの繁殖       
                            吉田 巧氏(日本野鳥の会東京)

3.ツミの東京および近郊での営巣状況の推移
               川内 博氏(都市鳥研究会)

【パネルディスカッション】

鳥が変わったのか?武蔵野が変わったのか? ツミ繁殖の謎を追う

2015年3月12日木曜日

東京23区に今冬オオタカは9羽、ノスリは7羽以上が生息

  

日本野鳥の会東京・研究部が111日(日)に東京23区を対象として、オオタカ・ノスリの一斉調査を呼びかけたのに対し、24日までに17区・25か所の緑地から報告が寄せられました。その結果、オオタカは6か所で計9羽、ノスリは5か所で計7羽が生息していたことがわかりました。対象地域には緑地が50か所以上ありますので、もっと生息していると思われ、2ケタの数が定着している可能性があります。
ところで、今回の調査で話題になったのは、オオタカがハトやカモ、サギなどを捕えて食べているのはよく見かけるが、ノスリ〔写真・高橋嘉明氏撮影〕は何を食べているの?ということでした。体が大きいためか、オオタカが食べているのを横取りする光景はしばしば見ますが、そんな生活をしているのか、独自の餌を調達しているのか興味あるところです。
 今回の調査では、この2種以外にも、ハイタカ・ツミ・チュウヒ・チョウゲンボウ・ミサゴ・トビといった猛禽類が観察されています。トビ以外は生きた動物を捕える鳥ですので、東京23区にそれらを養える量の動物がいるということなります。

この調査は、今後もいろいろな形で継続しますので、参加できるときはぜひご協力ください。