2008年6月13日金曜日

武蔵野におけるエナガ・ウグイス・ヤマガラの繁殖を調べています

  

杉並・練馬・世田谷や三鷹・武蔵野・府中などの、いわゆる武蔵野地域で、ここのところエナガやウグイスといった冬鳥たちが繁殖を始めています。また、明治神宮など特定の場所でしか繁殖が見られなかったヤマガラが、各地の森に定着を始めています。その経過と現状を調べています。

今までいなかったのに、繁殖期にそれらの鳥がしばしば現れるといった場所がありましたら、ご連絡ください。〔川内博〕

2008年6月12日木曜日

カンムリカイツブリ越夏

  
 6月10日現在、多摩川の中流域、府中四谷橋と京王線鉄橋の間で、夏羽のカンムリカイツブリ1羽が滞在しています。どうやらこのまま越夏しそうです。
 カンムリカイツブリは、近年徐々に繁殖域を広げているようであり、越夏個体もしばしば観察されています。都内でも葛西臨海公園や多摩川河口でも観察記録があるようです。このような冬鳥の越夏記録も貴重です。

 東京都内のカンムリカイツブリや冬鳥のカモ類の越夏記録を、新鳥信システムでお寄せ下さい。 現在の情報に限らず過去の情報も重要です。フィールドノートに眠っている情報があれば、同様にお寄せ下さい。よろしくお願いいたします。
 もちろん。鳥に関する情報なら越夏記録以外でも何でも大歓迎です。

2008年6月9日月曜日

目録作成委員会開催(6月8日)

  
6月8日、東京支部事務所にて、東京都産鳥類目録作成のための拡大委員会を開催しました。

現在、暫定のα(アルファ)版を作成中で、完成度が上がってきています。
しかしながら、自治体別目録の完成までには時間がなく、年内の発行にこぎ着けるには、かなり大変そうです。
とり急ぎ完成度を高め、β(ベータ)版を皆様に公開し、ご意見や追加データをいただきたいと考えています。

担当自治体別の協力者及び支部の皆様のご協力をお願いします。

本日の議題は主に以下のとおりでした。


・自治体目録発行までのスケジュールの確認
・目録ボトムアップ(底上げ)データの2000年自治体版への活用方法
・暫定データにおける代表50種程度の出現傾向把握と不足データの把握について
・未公開データと希少種データの扱い方の方針について
研究部のホームページの今後の運用について
・会員等からの過去の情報収集における新鳥信システムの活用について