2018年3月24日土曜日

「バードウォッチングへのおさそい」・日本野鳥の会東京主催

  
~杉並・細田工務店にて~

パネル展 415日(日)~28日(土)

  講 演 会 422日(日)            入場無料

                                    
                                   主催:日本野鳥の会東京


日本野鳥の会東京では、年間180回の野鳥観察会「探鳥会」(たんちょうかい)を開催し、野外で鳥たちの姿や鳴き声を楽しんでいます。その中で「月例探鳥会」として、毎月第1日曜日は東京湾岸・大田区の東京港野鳥公園と千葉県船橋市の三番瀬、多摩市の多摩川。第2日曜日には府中市の多磨霊園、千葉県市川市の新浜(行徳鳥獣保護区)、第3土曜日午後には下町の清澄庭園。第3日曜日は都心部の明治神宮と千葉県習志野市の谷津干潟。第4日曜日には郊外の高尾山と江戸川区の葛西臨海公園で、定期的に開催しています。
それらの探鳥会には自由に参加できます。そのようすをパネルと講演でご案内します。会場は、JR中央線・阿佐ヶ谷駅南口の(株)細田工務店〔杉並区阿佐谷南3-35-21 ☏0800-170-7700〕です。 

パネル展 

月例探鳥会では観察した鳥の種類とその数を記録しています。一昨年その記録を整理し、報告書『東京の野鳥たち~月例探鳥会7か所・20年間の記録~』を発行しました。今回はそのなかから、興味あるデータをわかりやすいグラフと会員が撮ったきれいな写真とのセットで、午前9時~午後6時までショールームに展示します。

415日(日)~28日(土)の間展示〔途中22日に一部入れ替え〕

講 演 会

バードウォッチングへ行きたいけど、何となくハードルが高いと思われている方が多いとか。まずその一歩は月例探鳥会に参加してみることです。なかには鳥を見て何になるの?と思っている方もいらっしゃるとか。今回は初心者の方へのアピールとして下記の講演会を開きます。ぜひご参加ください。

422日(日)11210分~1310分 第21330分~1430分 〔同じ内容〕

【プログラム】探鳥会に行こう   月例探鳥会から見えたこと                  ③地元・善福寺公園探鳥会へのご案内

2018年2月26日月曜日

冬越しするムクドリの群れ・・・西葛西駅前に3000羽以上

  


首都圏の駅前などのムクドリのねぐら場所は、おもに「夏ねぐら」とよばれるもので、そこでのねぐら形成期間は、かつては初夏の6月ごろから秋10月まででした。しかし、ここのところ冬にもそのまま居残る例が増えています。
東京都内でのねぐらのうち、江戸川区の東京メトロ東西線・西葛西駅南口にねぐらを形成している群れは、今冬はねぐらの規模を維持したまま、冬越しをしています。〔写真〕
その存在は、今年の1月に認め、本ブログの1月30日付では300羽程度と記しましたが、214日の夕方、そのようすをねぐら入りの始めから観察しました。夏・秋と違い、相当暗くなってから(20ルクス以下)になって、ねぐらとしているクスノキに一気に入りました。その数はカウント不能ですが、3000羽以上と見受けました。
「冬越しねぐら」はここだけでなく、同じ路線の行徳駅、東武東上線の朝霞台駅・志木駅などでも2月に確認しました。一方、駅前などでない、竹藪などの“従来型のねぐら”の情報は、今のところ1件もありません。見かけたらぜひご一報ください。〔日本野鳥の会東京・研究部〕

2018年1月30日火曜日

都内での“駅前ムクドリ”の越冬地・捜しています

  
ここ数十年来の社会的なトラブルに、駅前や大型ショッピング店の駐車場、公共施設の周辺などの街路樹にねぐら(塒)をとる大量のムクドリ問題があります。1980年代は、首都圏の一部だけでしたが、90年代にはドーナツ状に広がり、2000年代には、全国各地の主要都市で見られるようになり、「社会問題」となっています。
いずれも、夕方になると周辺からムクドリの群れが集まり、「大声で鳴き騒ぎ」・「大量の糞をして頭や服を汚す」・「換羽のために羽毛が落ち不衛生」ということで、地元の住人や通行人から嫌われるというものです。
当初この事態は「初夏から秋」と期間限定の問題とされ、ねぐらとして好んでいいたケヤキの葉が散ると、いずこへかと飛び去り、とりあえず問題終結というパターンでしたが、21世紀にはいると、徐々に晩秋から初冬まで居残るようになり、ついには冬季にもいるようになり、越冬する群れが目立ちだしました。
 東京周辺で「越冬ねぐら」として知られているのは、千葉県市川市の東京メトロ東西線の行徳駅前や埼玉県朝霞市のJR武蔵野線の北朝霞駅前が知られていますが、今冬は東京都江戸川区の東西線西葛西駅でも見られるようになりました。

西葛西駅南口の1月の調査時点では数は300500羽程度で、秋の110程度ですが、南口のクスノキの大木を中心にねぐらを形成しています〔写真〕。今冬、「越冬ねぐら」を捜しています。ご存知の方はお知らせください。                     〔日本野鳥の会東京・研究部〕

2017年12月24日日曜日

『緑と水のひろば』№90に「清澄庭園の野鳥20年」が紹介されました

  
公益財団法人 東京都公園協会の広報誌『緑と水のひろば』最新号、№90WINTER 2018〕に、当会探鳥地のひとつ、清澄庭園(江東区清澄)の野鳥のようすが載りました。執筆者は、月例探鳥会担当者のひとりの遠藤源太さん。
遠藤さんは、ここ20年来の鳥のようすを写真やグラフで紹介しています。それによると、見られるのはふつうの野鳥ばかりですが、ユリカモメやアオサギ〔写真・川内博氏撮影〕、キンクロハジロ、ホシハジロ、カワセミなどの水鳥がまぢかに見られるのが特徴とのこと。実際、アオサギはびっくりするくらいすぐそばまで近づいてきます。また、かつては生息していなかったキツツキのなかまのコゲラが繁殖をはじめたそうです。
しかし、20年間の変化を見てみると、年間種類数は1996(平成8)年には最高45種見られていたのが、2013(平成25)年以降は約35種と10種くらい減っているとのこと。一方、年間個体数はユリカモメ飛来数の増減で大きく変化しますが、平均すれば約4000羽で、あまり変化していないとのことです。

清澄庭園は、緑地の少ない東京下町にあり、オアシス的な存在。ここでの月例探鳥会の記録は、日本野鳥の会東京から発行された『東京の野鳥たち~月例探鳥会7か所・20年間の記録~』のなかに収められていて、都市環境の変化を知るひとつのデータとして貴重なものです。

同園での探鳥会は、毎月第3土曜日の午後220分~430分ごろまで開かれていて、参加費200円〔保険・資料代、入園料は別途必要〕で、だれでも参加できます。興味ある方は、午後2時過ぎごろに、園入り口にお集まりください。双眼鏡をくびから下げた遠藤さんたちスタッフがお待ちしています。

2017年11月20日月曜日

ミヤコドリが10メートルまで接近・11月16日三番瀬にて

  
今秋10月から始めた三番瀬でのミヤコドリ探鳥会。2回目は1116日(木)、午前10時~午後2時までの4時間。やや北風は強いものの青空のもと、ミヤコドリの行動を観察しました〔写真・松平晶子氏撮影〕。
潮は中潮で、12時ごろが干潮。沖の潮間帯で採食していた数は約320羽。そのうち約半数は満腹になったのか浜の東側の突堤方向に移動。残り150羽が満ち潮とともに、岸に近づいてきました。
いつもは数人がミヤコドリを追っていたカメラマンは1人だけ。それも昼過ぎにはいなくなり、また、3~4人いた貝掘り人も立ち去り、浜にはわれわれ8名だけ。岸で潮が満ちるのを待っていると徐々に近づいてきて、数羽が10メートル先の潮だまりまでやってきました。
彼らが“何を・どうやって食べるか”の観察をメインテーマとしての探鳥会。3回目は1215日(金)午前10時にふなばし三番瀬公園バス停にご集合ください。参加費200円。
〔バスは、京成船橋駅南口93分始発ふなばし三番瀬公園行。このバスには917JR京葉線二俣新町駅近くのバス停で乗れます。〕

2017年10月30日月曜日

室内例会・伊豆諸島の繁殖鳥の今・11月19日原宿で

  
今春からNPO法人・バードリサーチが中心になって、「東京都鳥類繁殖分布調査」が行われています。その一環として、初めて伊豆諸島での調査が行われました。当初は数年かかると思われていましたが、ボランティアの皆さんの強力な推進力で、多くの島で調査が終了しました。 今回はその結果報告会を、バードリサーチと日本野鳥の会東京の共催で下記の内容で開きます。
その際、伊豆諸島のひとつの御蔵島での深刻な話を聞いていただいて、皆さんのお力を貸してほしいということで、講演会も企画しました。ぜひご来場ください。

               記

    講 演:「ネコ問題」に悩む御蔵島のオオミズナギドリ
       岡 奈理子氏(山階鳥類研究所)
報 告:(1)伊豆諸島調査の全体の状況
      (2)伊豆諸島各島の繁殖状況
交流会:フリートーキングで各島のようすや魅力を語り合う

日時:20171119日(日)午後115分開場、1時半~4時半
会場:渋谷区立神宮前穏田区民会館1階集会場〔地図参照〕
交通:東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」下車、
         7番出口すぐ JR山手線「原宿駅」下車、徒歩6分。
   明治通り沿いで、都バスも便利。
  参加費:300円      ※どなたでも参加できます。


2017年10月16日月曜日

ミヤコドリ探鳥会に参加しよう・第1回・10月18日・三番瀬で

  
ミヤコドリ は、日本には1000羽程度しか飛来しないチドリのなかまです。千葉県船橋市・市川市の東京湾に面する干潟「三番瀬」には400羽近くが飛来しますが、その生態についてはまだわかっていないことが多い鳥です。日本野鳥の会東京・研究部では、数年前からその解明に着手していますが、今冬から「食べ物」に焦点をあてて、その実態を調べることになりました。
Oystercatcher」の名の通り、カキ(牡蠣)が大好きなようで、三番瀬のカキ礁で採餌しているのをよく見かけますが、それ以上に砂地の潮間帯での二枚貝の採食を見かけます〔写真〕しかし、しっかりした観察例が少なく、まだ調査なかばといったところです。

そんなミヤコドリを専門に観察しようという探鳥会が、1018日(水)・1116日(木)・1215日(金)に三番瀬で開かれます〔日本野鳥の会東京主催〕。集合はいずれも午前10時、ふなばし三番瀬海浜公園前バス停。解散は午後2時ごろ現地。少雨決行。参加費200円。必要に応じて水辺も歩きますので、それに適した靴(長靴など)の用意を。また、昼食・飲み水などもご持参ください。
日ごろの探鳥会と違い、超望遠レンズ歓迎です。ミヤコドリが何を捕っているのか・食べているのかしっかり観察・記録する探鳥会です。